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by cha-yuzuriha
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緑茶で染めました。

素敵なコースターができました。
倉敷本染手織会の仲間で大切な友人でもある嶋あすかさんは、
自然豊かな千葉県大多喜町で家族と暮しながら染織をしています。
なかでもここ数年、彼女が熱心に取り組んでいるのが日本の棉、
和棉(わめん)の栽培とそれを使った布作りです。

日本で昔から栽培されてきた日本の在来種の棉(わた)は、昭和30年頃まで
各地で作られていましたが、風雨に強く棉も大きくて収穫量が多いアメリカの棉が
入ってくるようになり、日本の棉はどんどん栽培されなくなって、今ではほとんど見ることができなくなってしまったそうです。しかし米棉は栽培にも収穫にも大量の農薬が使われ、土壌にも栽培をする人たちの人体にもとても悪影響があります。
それに対して日本の棉は日本の風土にあっているため農薬も使わずに栽培できるの
だそうです。
そんな和棉を復活させ広めようと千葉県の鴨川で和棉の農園を開いて活動をされて
いる方がいます。嶋さんもそこで和棉作りを学びました。

日本の棉ははじけて開くとき下を向いて開きます。アメリカの品種は上を向いて
開きます。なぜかご存じですか?
それは日本は雨が多いからなんです。天候を察知して自分でどっちを向いて開くか
決めるなんて、なんだかケナゲですよね。

外来種に負けてしまったもう一つの理由は、日本の棉の方が繊維が短く紡ぐ時に
繊維がからみにくく、紡ぐのが難しいというのが理由のようです。でも繊維が短い分、とてもやわらかな風合いで、味わいのある糸ができます。
去年、嶋さんから和棉を紡ぎ、その糸で織ったコースターが送られてきました。
やわらかな手触りがうれしくて、おもわずすぐに電話して「これをお茶で
染めたらどうかしら?」ともちかけてしまいました。
この提案を嶋さんはすぐに理解してくれました。

在来の糸を在来のお茶で染める・・・
どんな風になるかなあと待つこと数週間。いろんな種類で媒染したコースターができてきました。どれも素敵でしたが、この深い色が一番落ち着いていい色に仕上がって
いました。かわいいビーズも嶋さんの手作りです。
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by cha-yuzuriha | 2005-11-04 14:11 | 手仕事・工藝・デザイン
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